この週は球根多めで投稿してました。
と、いうことで、最初はサボテンからです🤣


ギムノカリキウム 海王丸|Gymnocalycium denudatum
毎年、この海王丸は決まって同じような咲き方をします。本来なら花弁が放射状に広がったきれいな円形の花になるはずなのですが、この株はどこか押し潰されたような楕円形のまま開花します。最初は咲き損ねたのかと思っていましたが、毎年同じなので、この株ならではの特徴なのかもしれません。
しかも自家受粉してよく種を付けるので、実生苗も気づけば大量に育っています。今一番気になっているのは、この独特な花形が子どもたちにも遺伝するのかどうか。初開花まで数年かかるので答え合わせはまだ先ですが、「もし遺伝してくれたら面白いな」と思いながら育てています。実生はこうした小さな違いを未来へ持ち越せるかもしれないのと親にはない特徴が出てくる可能性が発現するかも知れないという楽しみがあります。
この親から採った種から出た子達が、どんな花を咲かすのか、今から楽しみです。



レデボウリア パルビフォリア|Ledebouria parvifolia
小さな紫がかったピンク色の蕾がなんとも可愛らしいレデボウリア・パルビフォリア。花ももちろん魅力的なのですが、この植物で一番好きなのは花ではなく、葉や花茎を覆う細かな産毛です。光が当たると産毛がふんわりと浮かび上がり、植物全体が柔らかく輝いて見えます。写真では伝わりにくいものの、実物を見ると「おっ」と足を止めたくなる存在感があります。
レデボウリアはいろいろ集めてきましたが、模様が美しい種類、球根が目立つ種類など魅力はさまざま。その中でも、このパルビフォリアは可愛らしさで群を抜いている気がします。……いや、よく考えると私が単純に産毛のある植物に弱いだけかもしれません。こういう細かな質感に惹かれてしまうのも植物趣味の面白いところです。

ガステリア ジムフローラ|Gasteria 'Zimflora'
今日はレデボウリアを投稿する予定だったのですが、温室の普段あまり見ない場所をのぞいた瞬間、予定は変更になりました。このジムフローラがあまりにも格好良く育っていて、「今日はこれしかない」と思ってしまったからです。
写真ではサイズ感が伝わりにくいのですが、120ロングのプレステラに植わっている株とは思えないほど葉が肉厚で存在感があります。ガステリアというと臥牛や恐竜など人気種に目が行きがちですが、こういう無骨で力強いタイプも十分魅力的。派手さはなくても、葉の厚みやロゼットのまとまり方を眺めているだけで満足できます。人気ランキングでは脇役かもしれませんが、自分の温室では間違いなく主役級の一株です。



レデボウリア サンダーソニー|Ledebouria sandersonii
タグには「Ledebouria saundersonii」と書かれていましたが、おそらく sandersonii の表記違いではないかと思っています。植物名は古いラベルや誤記も意外と多いので、こういう確認作業もコレクションの一部だったりします。
花は先日投稿したパルビフォリアによく似ていますが、こちらは葉に入る斑点模様が特徴です。検索してみると斑点がほとんど入らない個体も見かけたので、このあたりは個体差もあるのでしょう。球根も葉もコンパクトで場所を取らず、小さいながらしっかり存在感があります。派手な植物ではありませんが、毎年芽吹き、花を咲かせる姿を見ていると、少しずつレデボウリア沼へ引き込まれていく理由がよく分かります。


レデボウリア クリスパ|Ledebouria crispa
細く伸びた葉がくるくるとうねる姿が特徴的なレデボウリア・クリスパ。葉だけ見ても十分個性的で、一目見れば「あ、クリスパだ」と分かるぐらい独特な雰囲気があります。小型の球根なので、大きく育てるというよりは分球させて鉢いっぱいに群生させるのが理想です。
……そんなことを書いておきながら、この撮影のあと株分けして植え替えました。結局増やしたいのか分けたいのか、自分でもよく分かりません。でも植え替えのタイミングで球根の状態を確認できるのも楽しい時間ですし、増えた株はまた別鉢で育てる楽しみもあります。気づけば鉢数だけが増えていくのは、球根好きあるあるかもしれません。

ディッキア 'イエティ'|Dyckia 'Yeti'
親株から外したイエティの仔株たち。毎年よく仔を吹く品種ですが、今回は特に豊作で、気づけばこんな数になっていました。この小さな仔株も数年育てれば、以前投稿したリール動画のような迫力ある大株へ育っていきます。そう考えると、植物の成長は本当に面白いものです。
これまでは友人に譲ることが多く、「ディッキアって面白いね」と興味を持ってもらえるきっかけにもなっていました。ただ、さすがにここまで増えると配る相手も少なくなってきました。このまま全部育てると温室がイエティだらけになりそうですし、かといって処分するのも惜しい。植物好きには「増えすぎて困る」という、なんとも贅沢な悩みが付きものですね。












































