休眠植物

寒くなってきた。ので、冬型球根が楽しい。

夏型球根の紹介という名の羅列

先に言っておきます。

今回は写真の羅列で途中で飽きるの必至です。

 

では、いきます。

 

冬型球根が動き始めてワクワクする中、終わりかけの夏型球根の見納めで写真を撮りまくってきました。

終わりかけってゆーぐらいなので、もう一番いい見ごろは過ぎてるものもありますが、羅列していきます。

 

の、前に

これが前回書いた夏型ケープバルブの紹介ですが、今回はさらに多くなってます。

そして、雑に紹介していきます。

 

では、気を取り直して・・・。

いざ、レッミーショー!

 

Ledebouria crispa

ゲジゲジの葉っぱが特徴的な小型球根。

今年購入したてでよく分かってませんが、管理は他のレデボウリアと同じ感じでいいと思います。

 

Drimiopsis sp. nov. / ES16596

D. davidsoniaeっぽい感じのドリミオプシス ノヴァ

 

sp.はspeciesの略で、意味は「種小名不明」です。

nov.はnovaの略で、意味は「種小名はまだ付いてないけど、他の品種とは明らかな違いがある」なので、将来的に名前が付く気がして待ってますが、未だ名前が付いたという記事がありません。

ES16596は産地番号で採取地のデータです。sp.となってますが、この産地番号があるおかげで、今後この産地番号のドリミオプシスに名前が与えられたときに紐づけて考える事ができると思います。

ただ、どう見てもdavidsoniaeっぽい感じがしています。

 

小型球根でよく分球で増えます。我が家ではたまに自家受粉して種が出来てた気がします。

 

Drimiopsis dolomiticus / Abel Erasmus pass, Limpopo Prov

大きな葉がカッコいいドロミティクス。

今年入手したばかりで、初めての冬。寒くなってきてますがまだしっかり葉が残ってます。さすがにそろそろ葉が枯れ始めると思っています。

 

Drimiopsis maculata

すげー増える系筆頭のマクラータ。

こーいったタイプの葉のものは、水切れすると葉が閉じる感じになります。

この記事で葉が閉じた状態の写真とかを紹介しています。

 

ここからは、こういった葉のタイプのものや似た感じのを続けて羅列していきます。

あ、ちなみに、これはマクラータでも葉に斑点が無いプレーンな葉ですが、マクラータは葉に斑点が入るタイプがあります。

 

これが斑点あるタイプのマクラータです。

 

 

こっちは斑入りタイプのマクラータ。

 

Drimiopsis sp. / Honeybird Creek

ほぼマクラータなドリミオプシスsp.

葉に入る斑点が葉裏にも斑点があったり、葉の縁がギザギザになってたり、根元の赤みのある部分の感じが違ったりと、見比べると違いはあるのですが、正直ぱっと見で分かる人は相当なマニア(奇人)だと思います😅

 

 

Drimiopsis sp. nova 2013 / Kampersrus

2013年に発見された通称カンペルスルス。

イカ柄の葉が美しい品種。

 

Drimiopsis burkei

ブルケイの名前で入ってきたが、プルプレアとの違いがよく分かりません。

葉の縁がギザギザで、毒々しい色の斑点が入る品種。葉裏は紫色。

数年前に我が家にやってきて徐々に分球にて増えてます。

 

 

Drimiopsis sp. / IB11061 Rietfontein

上記のドリミオプシス達より葉がしっかりしていて、表面は真みどりで艶があるような感じ。

入手してからまだ日が浅く、仔吹きはしていないように見えるが、ドリミオプシスなので地下部では分球が始まっているかも知れない。と妄想しています。

 

根元と葉裏はこんな感じです。

 

Ledebouria galpinii

上記記事の斑入り個体を生んだ親。

多分自家受粉だったと思います(が、もしくは入手時3球入りだったので他家受粉かも?)

複数葉が出ているうちの一枚にしか斑が発生していないので、来年もこの個体が斑入りを発現するか不明ですが、今度はこの個体を親として種を取っていきたいと計画中。

 

Ledebouria sp.

入手時「レデボウリア」というタグしかなかったが、多分Barbertonだと思われる個体。

自家受粉を何度も試すがいままでそれで種ができた事がない。

違う品種との他家受粉はするので、品種違いのレデボウリアから花粉を取ってこれに付けて遊んでいるが、まだその遊びをし始めて成功したのが今年からなのでその種子達がうまく育つかは不明。

 

Ledebouria parvifolia / IB11049 5km E of Graskop

種小名の「parvifolia」は「小さな葉の」という意味なのできっと小型なのだと思われます。

今年入手したてでよく分かってません。

葉には産毛のような細かな毛が生えていてかわいいです。

 

Drimia sp. / Richmond SA

数年前に入手して1球だったものが、2球に分球した。

例年もっと葉が伸びるが今年は真夏に葉が一度枯れかけてそれほど葉が伸びなかった。

去年や一昨年は花が咲いていたが、今年は花も咲いていない。

自家受粉したものを播いて、実生2年生苗があるが播いてから一度も抜いていないので、球根がどれぐらいの大きさになっているか不明。来年あたり個別に鉢上げしようかと検討中。

 

そして上記写真の奥側球根の生え際が2束の葉が生えているのが分かるでしょうか。

前回分球する前兆としてこのような葉の生え方になっていたので、今回もこれが分球の前兆だとしたら奥側の球根が分球してくれるかも知れません。

個人的に好きなドリミアなので分球して増えてくれると嬉しいです。

 

Ledebouria sp. / eden11230 Spring Valley turnoff to Keiskamma

今年入手したてでよく分かっていないレデボウリア。

細葉で、多分小型だと思います。

 

Drimiopsis sp. / Kalkfontein Sekhukhuneland

終わりかけで退色していますが、葉色が美しいドリミオプシス。

分球で増えるのでもっと増やしたい。

 

Bulbine narcissifolia / Ladybrand

これもDrimia sp. Richmondと同様に今年の夏調子がイマイチだった。

これも去年、一昨年は咲いていたのに今年は咲かなかった。

黄色い花でいい匂いがする花なので来年は咲いてほしいです。

 

Ledebouria revoluta

やや大型になるレデボウリア。

これも今年入手の株だが、用土の水持ちがいいのか、水の渇きが他の鉢と比べて遅い。

葉姿がとてもカッコいいのでお気に入りのひとつです。

自家受粉を試したがひとつも種を付けなかったので、もう1個体入手しようか迷い中。

 

Ledebouria apertiflora

あれ?今ネームタグ見るまでasperifoliaだと思ってました💦

改めてapertifloraさんよろしくお願いします。読み方はアペルティフローラなのかアペリティフローラなのかよく分かりませんが、とりあえず、大きなレデボウリアでカッコいいです。

今年入手したてですが、今分かっているのは、水切れすると葉が閉じてくる性質なのと、他のレデボウリアと同じような花で一本の花茎に付く蕾の数は他と大して変わらないが、一度にたくさんの花を開花させるので花茎の下の方から先端まで咲き終わるまでがとても速い。

これも自家受粉試したが種は取れませんでした。なので、先述のバーバートンとか後に出てくるクレムノフィラと合わせたりして種を取りました。

 

葉裏はこんな感じの柄が入ってます。

 

Ledebouria cremnophila

これもやや大型になる品種。

上から水をかけて中心部に水が溜まった状態にしてると夏場にダメになると聞いたので気を付けてましたが、我が家では大丈夫そうでした。

これも今年入手で植え替えしていないので、購入時の用土のままなのですが、水が好きなのか用土の水はけがいいのか夏場の水の渇き具合がはんぱなく早かった。

ようやく寒くなってきて、最近は一度水をやるとしばらく乾かなくなりました。

一応水切れすると葉が垂れてきて、水をやるとまた復活しますが、もうそろそろ休眠に入りそうです。

 

Hypoxis hemerocallidea / Bloemfontein

三角形になるヒポクシス。

葉の中心部の葉と葉の間から花を咲かせるのだが、これも今年は咲いていない。

去年も今年も植え替えしていないので来年は植え替えしよう。

 

上から見ると三角形具合がよく分かると思います。

いや、三角形というより3方向へ葉を伸ばすといった表現の方が正しいかも知れません。

 

Resnova pilosa / Lodewyks Lust, South Pitt Retief, mpumalanga (spots underside form)

レスノヴァはメガフィラが有名ですが、これはピロサ?ピローサ?です。

我が家のメガフィラはもう休眠に入って地上部がなくなってました。

葉の表面は緑一色ですが、タグに「spots underside form」と書いてあるように、葉裏に斑点があります。あると思います。あったはずです。

この写真を見ると葉の裏の斑点が分かりますね。

新芽展開の時は、葉の表面の縁にも斑点がありますが、今はこの斑点は見当たりません。

 

そして、こんな感じの花を咲かせます。

 

Ledebouria sp. / Swartkop

今年入手したレデボウリア。入手時は1株だったが、この1シーズンだけで大量に仔吹きしてきました。来年植え替えの際に分球してるのは外そうと思います。

薄い色で地味目なレデボウリアですが、これはこれでよき。

 

Ledebouria socialis 'Violacea' 豹紋

レデボウリアで有名な品種と言ったらこの豹紋が挙げられると思います。

紫色の球根と渋めの薄グリーンの葉、紫色の葉裏が特徴的な品種。

分球でよく増えるが自家受粉は滅多にしないと思います。

普及種ですが綺麗でとても良い品種だと思います。

 

 

Ledebouria socialis 'Paucifolia'

上記豹紋の色違い的な品種。

こちらは葉裏が緑色です。豹紋とセットで育てて葉色の違いを楽しむのがおすすめの愛で方です。

これも滅多に自家受粉しないので、別個体となるか分かりませんが友人からもらったパウシフォリアも育てているので、将来的にその個体とこの個体のパウシフォリア同士で受粉させてみようと思っています。

 

Ledebouria cooperi シマツルボ

縞蔓穂(シマツルボ)という和名があるレデボウリア

小型で丈夫な性質だが、今年の夏水切れした鉢を数日そのままにしていたらさすがに枯れた。だが、その後水をやったら全てではないがポツポツとまた芽が出てきたので丈夫な性質というのは本当だと思います。

春の目覚めは他の品種よりも遅め。

 

Ledebouria rupestris / Mac Mac Falls

小型球根で種蒔きでよく増える。多分自家受粉性。

株元や花茎が紫色でピンクの花を咲かせるのだが、Albaタイプとして株元や花径が緑で白い花を咲かせるタイプもある。Albaタイプは実生個体の突然変異で生まれたらしいです。

花の形状はレデボウリア ガルピニーと似た感じの花を咲かせる。

と、いう事は開花期が合えば受粉できるだろうか?

ガルピニーとクリスパだったかなんかを交配したのが海外サイトで販売されていたのだが、今そのサイト確認しようとしたら、2025年まで販売クローズしてて見れなかったので確認ができませんでした。何と何を合わせてたやつだったっけなー。

 

Gladiolus sericeovillosus

2020年頃に播いたけど、下手過ぎて全然成長していない。

花を見れるのはいつになるだろう。

3株残っていたが、1株は初夏に調子を崩して消えてしまった。

 

Merwilla plumbea ssp. kraussii / IB8707/Opposite Umtamvuna,Game Reserve

旧Scilla kraussii

オオツルボなどと同じ旧シラー属

 

我が家の畑に咲いてるオオツルボの花がこれです。

Merwilla plumbea ssp. kraussiiの花はこれとは違う感じの咲き方だと思いますが、いつか花が咲いてくれるのを楽しみに育ててます。

 

 

 

まとめ

ここまで読み切った人おつかれさまです。

大して役に立たない羅列。

「今年入手」って何回言っただろう。

一気にここまで書いたけど、種名のコピペが地味に面倒だった。

みんなが冬型で盛り上がる中、謎に夏型ばかりの羅列。

大体の手持ち夏型球根を羅列したけど、また来年には増えてそうで怖い。

 

【品種紹介】というカテゴリーを作ったので気力のある方はそちらも見てくれると嬉しいです。